親ごころ経験談

悩める親御さんたちの告白

Our Opinions And Experiences

恋愛や婚活で悩んだ先輩パパママからの意見や経験談を掲載しています。
お子様への接し方のヒントになるかもしれません。

ふく恋マッチングシステムで結婚しました

前進しました!

わが娘はなんとか30までには結婚したいけれど、勤務先はほとんどが既婚男性か女性、仕事が忙しく婚活の暇もないという、まさに婚期を逃す典型的なパターンの娘でした。
そんな八方塞がりの娘に主人が県と県内全17市町がつくる「ふくい結婚応援協議会」が運営する公的な結婚支援センターの「ふく恋」の記事を見つけて、半強制的に入会させたのが令和2年の秋でした。

しかし、入会はさせたものの、行動するのは本人ですし、私達夫婦はただただ見守るしかなく、その後、何の動きもない娘に私達夫婦は半ば諦めて、入会させたことすら忘れかけていました。

ところが入会2年後の令和4年の10月、突然、娘が「結婚したい人ができた」と言うではありませんか。
もちろん「ふく恋」が御縁で…のようです。
よくよく娘に聞いてみると、入会したての頃は娘も意欲的に活動していたそうなのですが、なかなか理想の人とマッチングできず、マンネリ化し、最近ではほとんど自分からのアプローチは止めていたそうです。
しかし、そろそろ2年間の入会期限も迫ってきたし、最後にもう一度だけと思い、プロフィールの内容も精査しアプローチしたところ、それで出会えたのが婿殿だったのです。

2人は会ってすぐに意気投合し、2度目のデートでプロポーズされたそうです。
私達夫婦も婿殿のご両親も2人の結婚に反対する理由は全くなく、話はトントン拍子に運び、出会いから丁度1年後の秋に結納、翌年の春に結婚、そしてもうすぐ結婚1周年がやってきます。

マッチングアプリというと、私達の親の年代では何となく怪しいイメージがつきまとうのですが、公的機関が主催しており、娘曰く「入会時の身元に関する情報提供のベレルが高いので相手に対する安心度・信頼度も高い」と言っていました。
そして、何より本人同士の価値観や感性を事前にAIが擦り合わせてからの紹介なので、合コンなどの出会いとは違って、変な探り合いの手間がないのはとても合理的だと思います。
私が初めて婿殿に会ったときも、「あっ!性格も容姿もまさに娘の好みのど真ん中やわ」と、ここまでピッタリの人がいるんだと本当にびっくりしました。
ただ、私達夫婦は以前から娘には「結婚が人生の全てでは決してないし、無理して結婚することはない。まず自分で精神的にも経済的にも自立することが大切」だと話してきました。その上で長い人生を共に歩める人がいたら、なお一層楽しいねと言ってきました。

結婚して1年、時には些細なことでけんかすることもあるようですが、それでも、時々実家に来ては、楽しそうに婿殿の話をする娘を見て、人生最良の伴侶を得ることができて本当に良かったと心から思います。ありがとうございました。

母親60代前半・娘30代前半

告白一覧へ戻る

ぜひ、あなたの経験談を
お寄せください!