ちょっとした
“声かけ”によって
気持ちも関係も
大きく変わります
結婚を希望するお子さんに寄り添った考え方やかける言葉選びのヒントとして、アンケートで20代の若者に聞いた、親に言われて「反発した言葉」「前向きになった言葉」をご紹介します。
- 出典:
- 恋愛・結婚に関する相談者、家族の関わりに関するアンケート
(タップル会員対象、2024年11月実施)
■ NG言葉
アンケートから「親に言われてムッとした」「けんかになった」という子世代のリアルな言葉です。
- 早く相手を見つけなよ
- あの人は絶対やめといた方がいい
- 私は早く結婚したから、あなたもしたら?
- 早く嫁をもらって親を安心させなさい
- お前見る目ねぇな
- 必ず結婚してね
- 孫の顔がみたい
- 家庭環境がきちんとした人と結婚して
ここがNG
- 「早く…」という促しや「まだ?」は反発を招く表現の代表です。
- 「あんな人はだめ」と付き合っている恋人のことを悪く言うと、反発して対話ができなくなってしまいます。
- 「お前は~」と頭ごなしに否定は反発を招きます。
- 「必ず…」「絶対…」と断定的・強制的に伝えずに、まずは子の気持ちを尊重しましょう。
■ 前向き言葉
アンケートから「理解してくれていると思った」「相手探しをしようという気持ちになれた」という子世代のリアルな言葉です。
- あなたの人生、好きなようにしたらいい
- いつでも気軽に連れておいで
- あなたがいいと思った人ならいいんじゃないかな
- 恋愛をいっぱい楽しんでね
- 仕事を頑張るのもいいけど、幸せになることが大事だぞ
- のびのび自由に価値観にとらわれない恋愛しろよ
- 頑張んなね
ここがいいね!
- 「好きなように」「自由に」など、強制せず、選択肢のある言葉をかけることで、親が見守ってくれると安心し、ポジティブな気持ちになれます。
- 「頑張れ」は、大人になるとなかなか他人から言われる機会がないので、励ましや愛情を受けていると感じられる声かけです。
- 「仕事も恋愛もどちらも大事」と恋愛以外のことも応援することで、どちらも前向きになれます。
“声かけ”のコツ
子の考えや行動を
尊重し、
選択を広げる言葉を
選びましょう!
ひとりよがりならぬ「親よがり」にならず、「あなたの考えや行動を尊重している」と言葉でも態度でも示してみましょう。
親自身が気を付けること
- 子の選択を批判しない
- 親の価値観を押し付けない
- 親中心の発言をしない
- プレッシャーを与えない
子どもへの声かけのヒント
- 子の選択を尊重しよう
- 子の価値観を理解しよう
- 見守る姿勢をみせよう
- 自由に考えられる選択肢を与えよう
親子関係や子世代との接し方について、
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